大阪府阪南市の小西はり灸院です。
今回は三陰交について書いていきたいと思います。
まず、三陰交の場所なのですが、
食指より小指までの四指横径を三寸として、内踝の上を握り、その上際にこの穴を取る。脛骨の後際の陥中であつて、腓腹筋と脛骨との間に取る。
と書いています。
要するに、内くるぶしの上からスタートして人差し指〜小指の指4本分のところに三陰交があり、スネの骨とふくらはぎの境目にツボを取るということです。
次に主治なのですが、月経不順、不妊症、冷感症などの婦人科疾患を主ると書かれていました。
学校の授業では先生から女性の宝ツボと習った記憶があります。
また、腹部膨満感、足関節痛、下肢麻痺などにも効くと書かれていました。
名前の由来は経絡といってツボとツボを繋ぐ道がいくつもあるのですが、そのうち3つの経絡(足の太陰脾経、足の厥陰肝経、足の少陰腎経)が交差する場所ということで三陰交と名付けられたようです。
そのため三陰交1つで3つの経絡にアプローチでき、多くの症状に効果がある極めて重要なツボで万能穴とも呼ばれています。
しかし、三陰交は妊婦には堕胎の恐れありとして鍼灸することを禁ぜられているとのことで注意が必要です。
以上、今回は三陰交についてでした。

(引用 鍼灸治療基礎学、東洋医学講義(上))
